IBM ThinkPad R50p [がらくた日記]
いつの頃からか、メインマシンがノートパソコンになった。
最近のオールインワンタイプのノートPCは十分高速であり、液晶の画面解像度も
1600x1200
程度と細かい。モバイル環境でのPDAなども、いやになるほど試したが、結局、すべてのデータを常時持ち歩く方が私のスタイルに向いており、中途半端なPDAやデータシンクロを必要とするデスクトップは使わなくなっていった。
ところで、オールインワンタイプのノートPC、たとえば、ThinkPad R50pのようなマシンは、実際に持ち歩いて使う人は少ないのか、”持ち歩いて使うと一年以内に壊れる”ようである。
本体とディスプレイのヒンジの接触部分が断線する
ハードディスクにエラーが蓄積する
サスペンドに入らなくなる
などが典型的な症状である。さて、利用して一年弱のR50p。このマシンは、メインボード上に振動センサーを搭載し、振動に応じてハードディスクヘッドを自動退避させ、また、HDスロットは衝撃吸収バンパー構造をとっているマシンだ。
しかし、、このたびめでたく、
CDからの読み取りエラーが頻発するようになった後、グラフィックメモリーに規則的な縞模様が入った後、サスペンドに入らなくなり、反応がなくなる(不思議なことにブルースクリーンは出ない。下層レイヤーでの問題のようだ)
という症状を出すようになった。しかも、この症状は、そーっと使ってると出ない、逆に本体に振動を与えると発生する。
私は、R50pと書籍、書類、ヘッドフォン、その他、時々のガジェット一式、合計7Kgを、常にバックパックに入れて行動しているのだが、こうした利用環境でのダスト、振動は設計想定に入っていないと言うことなのだろうか。あるいは、ディスクの保護に手一杯で他の部分の振動対策が少ないのか。
まあ、この前に使っていたThinkPadが、やはり、一年未満でサスペンドに入らなくなり、HDエラーがびしばし出ていたのに比べればましだ。
はたして、いつになったら壊れないパソコンってのが出てくるようになるのであろうか。
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