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Wacom Intuos3 A5 wide [がらくた日記]

http://blog.so-net.ne.jp/hiroshicom/2007-05-11

以来、のがらくた購入欲求が押さえられずつい、

Wacom Intuos3 を買ってしまった.....

WACOM PTZ-631W/G0 Intuos3 グレー

WACOM PTZ-631W/G0 Intuos3 グレー

  • 出版社/メーカー: ワコム
  • 発売日: 2005/11/04
  • メディア: エレクトロニクス

正直、Favo でも Bamboo でも良かったのではないかと思うのだが、というか買わなくても良いのかもしれないけどガラクタ魂が......

到着早々、まず、説明書を読まずにブチ刺してみるのはお約束通りだ。 Vista はペンデバイスに標準で対応しているはずだが、USB経由で単にブチ刺すとマウスと等価な相対座標モードで動作するようになった。

そのまま、早速ドライバーをインストールする。この段階で Vista 内蔵のタブレットPCサポート機能がアクティベートされるようで、ペンデバイスは絶対座標モード、つまり、タブレットの特定の位置と画面の特定の位置が 1:1 に対応するようになり、同時にテキストボックスに対して手書き入力補助ボックスが表示されるようになった。
ところで、自宅のパソコン環境は、二画面運用であり、絶対座標モードで動作するペンデバイスがどう対応するのか wktk だったのだが、標準では一枚のタブレット上に二画面をアスペクトレシオを無視してマッピングするようだ。ただし、このマッピングは、

アスペクトレシオを保持してマッピング
どちらかの画面だけにマッピング

など、コントロールパネルから設定変更できるようだ。

このあとドライバーインストールが終わるとワコムのサイトへの登録が促されるのだが、そのままタブレットを使って入力を行ったものの、手書きでを入力しても全く正しく変換されず大変苦労した。ただ、何度も何度も入力しているうちに、学習したのだろうか、一発で入力出来るようになった。

ちなみに、手書きパッド入力に対してはアプリケーション毎に対応に差があるようだ。IEなどMicrosoft系アプリはどれも対応しているようだがFireFox などでは個別のテキスト入力領域の下には手書きパッドが出ず、主画面の左端にでるパッドを引き出して使う必要がある。


しかし、これが、サブ画面のみにペン領域を割り当ててしまうと、使えなくなってしまうのだ。
理由は、主画面の入力パッドをクリックすると手書きパッドが主画面に出るのだがこれをサブ画面に移動させることが出来ないからだ。 orz

そのあとは付属のPainter や Photoshopのどちらも簡易版でしばらく遊べる。これはなかなかおもしろい。マウスとは別世界の使い心地だ。アートワーク系ではやはり、Must な入力デバイスだ。

ちなみに、OneNote や Office 製品などタブレットPC由来のペンサポート機能がかなりはいっていることに改めて気がつかされる。ただ、どれも、Nice to Have だ。つまり無いと仕事に差し支えるってことはない。
外付けタブレットもずいぶん安くはなっているが、一般的な普及には距離があるのだろう。

個人的にはMathematica (いや、Maximaでもいいんですけど、そんな発想無いしね) あたりに対応して欲しいと思うのだが、無理だろうなぁ。


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コメント 6

kk

ペンOSの利点だったはずのジェスチャー入力が、Operaあたりからマウスでも使える
ようになって、意味無くなった気がします。
by kk (2007-08-15 15:11) 

Hiroshi

タブレットPCをユーザーインターフェイスの側面からみると、

ニンテンドウ DS のように、単純化されたアプリに割り切ることも出来ず
iPhone のように、制限された入力環境

でもなく、複雑なPCアプリをターゲットにすると生かせる環境が難しく限定的なのは事実ですね。
by Hiroshi (2007-08-16 04:13) 

石原茂和

Mathematicaに対応..のくだりでの
食いつきですが,
Mathematicaにペンタブレットで,
どんなことができるでしょうか?

とっても興味があります.

適当に描いた線を微分するとか?

これはギャグじゃなくて,
XenakisのUPICでは本当にそういう計算をしてた
らしいんですが,詳細は不明
http://ja.wikipedia.org/wiki/UPIC




by 石原茂和 (2008-05-03 07:13) 

Hiroshi

昔から数式処理システムや数式ワープロ各種使っているのですが、既にある問題をいじってシミュレーションしたり可視化するときには有効なんですが”考えるときの道具” にはなりにくいということです。

証明などを考えるとき特に ノート と 手計算 なんですよね。一方、計算自体の正確さ自体は数式処理システムにかないません。

おそらく、習熟の問題含めたインターフェイスの問題だと思うのです。両方の長所を兼ね備えたものが出来ればいいなと。

ただ、同じ課題意識はペンコンピューター全般に共通しているのだとはおもいますが、こんにちまでそれほど有効に活用されているわけではありません。 本質的にはノートの使い勝手の本質は「インターラクティブではない」点にあるのかもしれませんね。




by Hiroshi (2008-05-04 11:02) 

石原茂和

あー,なるほどなるほど.

確かに,私も,式をいじるときは紙に書いてやりますね.

(本を読んで,なんでこうなるんだろう?というときが
多いですね)

で,その紙がどこかに行って,
あのとき,わかったような気になった紙はどこへいったんだろう?
となってしまうので,大体,本に直接,汚く書いてしまいますね.

一方,自分で考えた式は,そのままMathematicaに書いてしまう
ことが多い.自分で考えたものは,自分でわかっているからか..


by 石原茂和 (2008-05-06 20:52) 

石原茂和

幸運なことに
original UPICの画像をここで見ることができます

http://www.youtube.com/watch?v=slnzKpFnV2M

うp主に大感謝
by 石原茂和 (2008-05-10 08:11) 

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