NHK 新日曜美術館 ２００５／２／２８ ＡＭ０：００ 「都市を変えるポップカルチャーＯＴＡＫＵ ベネチア・ヴィエンナーレの衝撃」

ＮＨＫの「新日曜美術館」という番組は、時々に開催される美術展にちなんだプログラムを毎週放送している。

今回は昨年の９月から１1月までイタリアのベネチアで開催された建築展ヴィエンナーレ日本館のＯＴＡＫＵ展にちなんだものだ。
http://www3.nhk.or.jp/omoban/main0227.html#05
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/tourarina2.html
（この「萌え」の書はいいなぁ）

秋葉原の街の変貌に関連したという切り口で強引に建築にひもづけられて、たぶん国の予算でオタク展を開催しちゃったらしいのだが、番組の内容は、日頃、新日曜美術館をみるようなアートに関心が深くオタクに関心がない人にむけて、オタクを解説するものであった。

番組中にて、海洋堂でフィギュアを作っている大嶋優木氏が、「作品が仰々しく展示されているのがおかしいですね」という一言が、イタリアで展示されることによってしか自国のポップカルチャーを発見できない「新日曜美術館」な人々に向けられているようでもあり印象深かった。

ちなみに、現地で販売されたフィギュアのおまけつきパンフレット
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344008979/exblog-22/249-5181981-7100360?dev-t=DJUT61OBEY1IR&camp=2025&link_code=xm2

また、この展覧会は、例によって、国内で”凱旋開催”されるようだ。行政(国際交流基金)の金で作ったからだろうか、東京写真美術館　３／１３までとのこと。
http://www.syabi.com/
http://www.syabi.com/schedule/details/image/i_globalmedia2005/otaku.gif

おまけつき、フィギュアがそこでも売られているかどうかはしりません。