ダ・ヴィンチ・コードの謎 DVD [乱読三昧]
ダ・ヴィンチ・コードの参考文献の作者などに対するインタビューで構成されたほとんどお金のかかっていない検証もの番組をDVD化した内容であった。
ダ・ヴィンチ・コードで扱われた絵画や教会の実物が出てくるものの、もともとダ・ヴィンチ・コード自身がフィクションであることもあり、検証ものといっても論証に乏しく関連本でも買って読んだ方が良さそうな内容であった。
シオン修道会は1950年代に設立され、その前の歴史をねつ造したというのは、そんなものかと思えた。後は、カタリ派に関するうんちくがいくつか。
見ていながら眠気を催すにつれ、「そういえば、キリストが結婚していようが、ヨハネが真のメシアだろうが、極東のオイラにとってはどうでもいいことだったんだな」とつくづく思わせる作品。
他のDVD借りるついでに、あるいは、昼寝のお供にといった一本。
アンケートによるとアメリカ人のほとんどが神の存在を信じている、
ということらしいですからね。
イエスに子孫がいるか居ないかは大きなことなのでしょう。
日本では天皇が人間宣言をしましたが、その後宗教に関しては冷めてますね。
TVほうの特集はパソコン片手間に見てました。
by じゅん (2005-03-30 20:39)
コメントありがとうございます。
イエスのミステリー―死海文書で謎を解く
バーバラ スィーリング (著), Barbara Thiering (原著), 高尾 利数 (翻訳)
を読むと、死海写本中に出てくる「義の教師」は実は洗礼者ヨハネであり、「悪しき祭司」はイエスであると解釈し、マリアと結婚し、さらに、十字架では死なずに長らく生き延びた。
などと出てきます。
キリスト教は中世の抑圧が大きかっただけに結社もの、陰謀ものが多数出回っているのですがどこまで本とかわからないですね。
by Hiroshi (2005-04-02 00:43)