お盆 または、ご先祖の供養 ご先祖って誰だ? [今日の無駄知識]
本来の仏教的死生観によれば、死んだ人は一定の中有期を経て、転生している。
葬儀の法要における四十九日がそもそも、次の転生までに要する中有期の時間間隔とされているわけだから、49日を超え何年も前に死んだ人は既にどこかに生まれ変わっているはずだ。それではお盆に祖先の霊が帰ってくるとは、いったいどこから帰ってくるのか?
正解は、お盆に田舎に帰る”あなた自身”が、別の誰かのご先祖様なわけで、「東京に行ったきり、盆に帰ってこない息子」は、実は、東京に住む別の人のご先祖様なので、ご先祖様として、盆に東京を離れるわけにいかず帰れないのかもしれませんぞ
って、あー、ややこしい。
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