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のまねこ問題 のまのまイェイ! [IT業界日記]

O-Zoneの「恋のマイアヒ」のまねこ問題の思わぬ展開は大変残念だ。

ブームの火付け役となったFLASHの作者も、掲示板でのバッシングが相当堪えたらしく、半ば降参の声明を発表している。

「電影駄目虫超」にお越しくださった皆様へ

原曲がヨーロッパでチャートインしたことを考えれば、原曲自身の持つよさもあろうが、日本でのブームに関しては、「飲ま飲ま、イェイ!」など、空耳とあのモナーのフラッシュとの組み合わせのかわいさ、それと、それをプロモーションに活用して番組、レコード店などで繰り返し流したアイディアに依存する部分が大きいだろう。
「飲ま飲ま、イェイ!」のフレーズ的に、年末の飲み会シーズンに照準をあてた展開でもあったろう。

掲示板でのモナーのキャラクターは、コミュニティーの中で不特定多数の人に自由に二次利用されることにより、キャラに深みが加わってきた。個々の権利者は存在するのだろうが、著作者不詳の共有キャラクターといえる。

とはいえ、発展的な商業展開や、ナイスな二次著作によって収益を得ることを否定してしまうのは、キャラクター展開の楽しみを制限してしまうことになると思う。エイベックスによる、プロモーションや、原曲との組み合わせの許諾がなければ、あのフラッシュの楽しみを知り得た人が限定されたこともたしかで、そうしたプロモーションは、商業的に下支えする収益が伴わなければ維持できない。

重ねて思うのは、コアとなる知的所有権を押さえておくことのビジネス状の重要さだ。エイベックスがどの時点でO-Zoneの曲(2003年リリース)を押さえたのかは知らないが、フラッシュ添付の付加価値セールスだけでも相当の収益を上げているはずで、2次著作とはいえヒットの基本アイディアを提供した「電影駄目虫超」サイトオーナーの受益が、コミュニティーからバッシングされ制限されていることには割り切れなさを感じざるを得ない。


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コメント 3

のまのまさん

こんですよー
いろんなサイトがあるけどもっと面白いノマノまください。
ってかつっくって!!
でこのサイトに載せてクダサーい。
よよよよよよよよよよよよよよよ
ろろろろろろろろろろろろろろろ
しししししししししししししししし
くくくくくくくくくくくくくくくくくくくく
おねがいします!!!
by のまのまさん (2005-10-09 01:05) 

Hiroshi

台湾版
台湾でも同じ路線で売ってるようだ。民族差が現れていて興味深い。

http://www.avex.com.tw/2004/popup/maiahi/video.asp
日本ではプロモビデオをWebで公開しなかったのはなぜだろう?
by Hiroshi (2005-10-26 02:55) 

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