鎌倉で泊まり込みパーティー NANA 13巻 [乱読三昧]
いよいよ13巻だ。基本的にキャラ感情の動きと、心とは別に動いてしまう現実を楽しむマンガなのだろうが、暗示されてきたナナの暗そうな未来への展開をさらに暗示する形で13巻は終わっている。
ただ、暗示はするものの、ストーリー自身には妙味が少なくなってきている。やはり読み切りの拡張として人気とともにさらに展開させたためだろうか。その代わりにセレブっぽいライフスタイルが差し込まれ読者のあこがれを誘うようになっている。白金にすまう、だったり、13巻の中心場面は、鎌倉のたぶん洋館を借り切って行われるバースデーパーティーであり、夜中まで続くパーティー故に参加者には洋館の個室があてがわれ話し込んだりプライベートに使えるようになっており、例によって、キャラ同士そこで、いろいろとあるのだ。
ところで、こうした泊まり込みパーティーは、ギョウカイ系ではハヤリらしく、うちの近くのホテルクラスカでも、広告主主催のパーティーなどがよく行われているようである。バッドロケーションのホテルならではの使われ方だが、話し込んでアイディアを発展させるのには効果的とも聞く。
昔のエンジニアは、よく、温泉に泊まり込んで設計に没頭したらしい。都内にも技術者がたむろして、夜通し技術アイディアを交換するような場があると良いんだが.......
え、秋葉原? メイドはいないのか? 技術者があつまると、どうしてもその方向性なのか.....
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